40代にコラーゲンは減っていく?
コラーゲンは肌の土台である真皮の約70%を占めています。コラーゲンの役割は肌のハリや弾力を保つ事で、これによって若々しい見た目を作り出しています。
肌の中の細胞はコラーゲンを少しずつ作り出して分解するということを繰り返していますが、加齢によって肌細胞やコラーゲンが老化していくと、この生産と分解のサイクルが遅くなっていきます。
元々生産と分解のサイクルはゆっくりですが、さらにゆっくりになるのが40代前後
30代までは若々しいハリのある肌だった人でも、40代を過ぎると急にシワやたるみなどができるのは、この生産と分解のサイクルが老化によって遅くなってしまうからです。またコラーゲン自体も老化してしまい、弾力が落ちていきます。
40代のコラーゲン必要量は?
40代からコラーゲンを摂取する場合、適正摂取量は5gなので、目安にするといいでしょう。欧米では10gの摂取が良いという研究結果もありますが、はっきりとした数値は出ていません。
だいたい5〜10gの範囲で摂取しておけば必要量は満たせるでしょう
現代の20〜50代の女性の1日の食事からのコラーゲンの摂取量は
平均1.9gと言われており、やや不足気味です。また偏食の人やダイエットのために食事を減らしている人だとさらに摂取量が不足している可能性があります。
食事だけで摂取しようとすると摂取カロリーが増えて、今度は肥満という問題が出てきます。肉や魚といったカロリーが高めの食品に多く含まれているので、摂取方法は考えたほうがいいでしょう。
サプリや粉末、取りやすいものからしっかりと摂取
余計なカロリーは摂取せずにコラーゲンを摂取するには、サプリや粉末などを活用するといいです。取りやすい形で毎日継続して摂取できるようにすることが大切
サプリであれば錠剤タイプなので、水と一緒に飲むだけで簡単です。スープやジュースに混ぜて飲みたいという人は、粉末タイプを選ぶといいでしょう。溶かす手間がかかりますが、元から何か飲み物に混ぜて使いたい人には適しています。
摂取量の上限は特に決められていませんが、一度に大量にとったからといってすぐに肌がプルプルになるわけではありません。特定のアミノ酸の摂取量が急激に増えるということですから、安全のためにも1日10gは越えないように摂取したほうが良い
コラーゲン不足が原因で起きる現象
コラーゲン不足に起きる現象として、まずうるおい不足という現象がおきます。
コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ役目をしていますが、それが減少してしまうことによって、保水力が低下してしまうということが起こります。保水力がなくなるという事は、化粧水などを使っても、浸透してくれない為、乾燥しがちな肌になってしまいます。
潤い不足すれば
- しわ
- たるみ
- バリア機能
も失われてきてしまいますので
それが元で今度はシミなどもできやすい肌になってしまいます…
保水力はお肌にとても大事なもので、コラーゲンはエイジングケアとしても重要な働きを担っている成分でもありますので、補ってあげる必要があります。
コラーゲンの不足によって、お肌のバリア機能が失われたり、肌のターンオーバーのタイミングもずれてきてしまうという事があります。
ターンオーバーは新陳代謝のことでもあり、新しい皮膚に生まれかわる働きのことなのですが、その機能が悪くなることで、くすみがちな肌になってしまいます。透明感のある肌はどんどんくすんできてしまいます
コラーゲンが減り、うるおい不足が起こることで、バリア機能も失われますので、紫外線の影響もどんどん受けていくことになります。もちろんシミもできやすくなりますし、透明感がなくなり、くすみ感のあるお肌になってきてしまいます。
年齢と共にどんどんコラーゲンは減少してしまいますので、サプリメントなどでも取りいれていきましょう。
コラーゲン不足で、まずお肌は乾燥してしまうということが起きる現象として挙げられます。そうなりますと、乾燥してしまい、保水力が落ちます。
今までふっくらとうるおいがあり、ハリもあったお肌は、だんだんと弾力の無くなってきてしまいます。これも年齢肌のサインの一つでもありますが、そういったことで毛穴も開きがちになり、たるんできてしまうのです。
リフトアップに効果があるマッサージをおこなっても、お肌のベースとしてコラーゲンが足りていないと、化粧水などを使っても浸透してくれなくなり、潤いがなくなってきてしまい、たるむという現象が起こるのです。
いくら良い化粧品を使っても、浸透してくれなければ意味がありません。内側から働きかけることができるエイジングケアも行いましょう。